BGMで効果UP

 

花嫁の手紙朗読は、感動的な場面ですし、親御さんへの想いを語る場所なので、より思い入れのある曲を使いたいと思うはず。

 

しかし、ゲストに聞こえるボリュームで曲を流すと、歌詞と言葉が重なって、聞き取りにくい。逆に、スピーチが聞こえるようにボリュームを調整すると、今度は曲のよさが生かせませんよね。

 

ということで、スピーチの入るところで、歌詞のある音楽は避けるというわけです。どうしても歌詞入りの曲!という際に、オススメしたいのは、手紙朗読の際は歌詞なしの曲を使用し、その直後の親御さんへの花束贈呈の際に歌詞入りの曲を使用する、という選曲のしかた。

 

手紙朗読と花束贈呈は、ほぼ連続した順番の進行になるので、この方法なら万能です。ゲストが聞き入る新婦の手紙朗読をより聞かせるものにし、花束贈呈をより盛り上げることができます。

 

ポイントの曲ほど大音量でかけることはないですが、雰囲気を盛り上げるのに音楽が必要な場面です。ゲストに文章を読み上げて伝えることがメインの目的ですが、曲に歌詞があると、それに気を取られて肝心の言葉が伝わらない可能性も……。

 

インストゥルメンタルをおすすめします。外国語の歌詞なら、日本語よりは邪魔にはならないかもしれませんね。より感動的にしたければしっとりした曲を、できれば泣かずに手紙を読みたいのであれば、明るめの曲にするといいですね。緊張や涙でつい声が小さくなってしまうので、優しい音の曲にするのがおすすめ。