適度な長さが感動を呼ぶ

 

いざ読む時は気持ちのままに読むのが1番!そうは言っても演出であることも頭の片隅においておかなくてはなりません。つまりそれが時間なんです。思いをこめて手紙を書くと、ついつい長くなってしまうことも。長すぎる手紙は興をそぐことにもなりかねません。

 

自分は感極まった状態で読むので、あまり感じないかもしれないですが、聞いている方はせっかくの感動が徐々に冷めてきて、まだあるの?という感じになってしまいませんか?かといって、極端に短い手紙でも、「あれ?もう終わり」と、妙にクールに見えてしまいます。

 

聞いている人たちが感動した状態で終了するという、適度な長さにまとめたいものです。結婚式のスピーチの適度な長さは、紹介や出入りを含めて5分。スピーチする時間は実質3分くらいです。花嫁の手紙もこれと同じ。大体3分くらいで読みきる長さにまとめてみてください。

 

これなら、読みながら泣いてしまって、言葉が出てこなくても、決して長すぎるということにはなりません。ちなみに、いくら短めにと思っても、早口では何だかさばさばした雰囲気になってしまうので、ゆっくり目に読みましょうね。ゆっくり目で3分を目安にしてください。