カードや便箋にもこだわりを

 

みんなの前で読むものだから便箋や封筒にも気を配って欲しいものです。花嫁が手紙を読むときは、ゲスト全員からの大注目を浴びます。意外と見られるのが、手紙それ自体。レポート用紙などではなく、ちゃんとカードやレターセットもセレクトして、特別に用意したという感じにしたいですね。

 

結婚して、社会的にも一人前のオトナになるわけですし、キャラクター付きの便箋というのも、ちょっといただけません。手紙を読むシーンでは、涙を流すことを予想する人も多いでしょう。それを考えて、ハンカチを用意しておきます。これを、ブーケの持ち手に巻いて持たせる場合もあるようですが、ぜひ新郎にポケットに入れて持っていてほしいもの。

 

新婦が涙を流したときに、さっとハンカチを出して、涙を押さえてあげる新郎……このシーンがまた感動を誘うはず。

 

新郎の手紙というのは、まだまだ少ないものの、最近メッセージを伝えたいというケースが増えてきました。男性が両親に「ありがとう」と涙ぐみながら伝えるシーンは、感動的です。ゲストの前で読まない場合でも、花束やプレゼントに、カードを忍ばせておいてはいかがでしょう? 後で見つけたお父さん、お母さんも、きっと喜んでくれますよ。